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作品紹介|山越自費出版サービス

「二人のはてなうり」 前田まゆみ まえだまゆみ

イメージ:「二人のはてなうり」 前田まゆみ
平成十三年に教職を辞してから書き溜めてきた二十三年間の日記を基にした記録を、令和五年の誕生日に米寿記念誌として出版しました。編集中最も留意した点は、日記を日付順に並べるだけではなく、話題を創作活動、市民工房、交際、旅、暮らしの五つの章に分けて、読者の興味を少しでも削がないようにしたことです。
四百ページを越す分厚い本になって自分でも驚いていますが、装幀、題字、カットのすべてを自分で手掛けることに喜びを感じている、こだわり者の所産です。

白山市 山瀬 晋吾様
体裁 ハードカバー 490ページ
寸法 横154mm×縦217mm

「二人のはてなうり」 前田まゆみ まえだまゆみ

イメージ:「二人のはてなうり」 前田まゆみ
この創作童話集を読んで「情」を感じていただければ嬉しく思います。

愛情でも人と人、人と動物等いろいろな姿があると思います。
友情や同情等ありますが、人が大切にしていかなければいけない心です。
一つ一つの作品に誰かが誰かの事を思う情が描かれています。

教員時代に作った童話やエッセイもあります。
私が、石川県児童文化協会に入ってから俳句の世界にふれ、
エッセイの中の「ちょっと俳句ingしてみませんか」を書きました。
今も俳句を作っております。

タイトルの「二人のはてなうり」のモチーフは、
嫁ぎ先の父母の日常の生活や会話をみて作った作品です。

表示の絵は、正見巌先生のイラストに主人が色付けしてくれました。

私は、「和顔愛語」をモットーに生きてきました。
この童話を読んで、ほっこりした気持ちになっていただけたら幸いです。

金沢市 前田 まゆみ様
体裁 ソフトカバー 188ページ
寸法 横155mm×縦217mm

「戦場を歩いた女の子」 岡西 順子 おかにし じゅんこ

イメージ:「戦場を歩いた女の子」 岡西 順子
「みなさんは、今から70年ほど前に、大きな戦争があったことを知っていますか」で始まるこのおはなしは、小さな3人の子どもとお母さんが、戦争中のフィリピンのジャングルの中を、暑さ、病気、飢え、恐怖とたたかいながら、7か月も逃げ歩いたお話です。
本当にあったお話です。

「戦争はいけない」「平和は大切」ということは、誰でも知っています。しかし、そのことをまわりの人に適切に伝えることは、なかなか難しい事ですね。
戦争は、亡くなった人ばかりでなく、生き残った人にも、子どもたちや後世の人たちにも、大きな悲しみや苦しみを与え続けます。
しかし、戦後70年たった今、戦争を知る人がどんどん少なくなっています。戦争と平和について、子どもたちに考えてもらうきっかけにして欲しいと思い、このお話を書きました。
わたしの友人が体験したことです。
「辛くて、誰にも話すことができなかった」と言いながら、話してくれました。

金沢市 岡西 順子様
体裁 ソフトカバー 48ページ
寸法 横200o×縦200o

「ふゆさんの人生」 横井 ルリ子 よこい るりこ

イメージ:「ふゆさんの人生」 横井 ルリ子
自費出版を思い立って

ちょうど一年前の初夏、母から祖母の緊急入院を知らされた。90歳を越えた祖母と私に残された時間は少ない。祖母は80歳を過ぎた頃から、自分史を作るためこつこつと原稿を書いてきた。
中学生になったばかりの娘の手を借り、2ヶ月間で祖母の生い立ちを絵本にすることを決心した。私は以前から祖母とのつながりが濃く、小さい頃から昔話をよく聞かされていたので、難なくストーリー作りも出来た。大変なのは香港生まれの娘のほうだ。一世紀も前の日本を想像して絵を描かなければならない。娘は着物や髪型、家屋など様々な資料を調べ、イメージを膨らませモノクロで仕上げた。
いよいよ一時帰国というときに、「祖母危篤」の連絡が入る。私たちは未完成の絵本を抱えて飛行機に飛び乗った。
絵本の効果か、その後祖母は奇跡的な回復を見せた。

今度は活字に製本されたこの絵本を持って祖母に会いに行くことにしよう。

香港 横井 ルリ子様
体裁 ソフトカバー 30ページ
寸法 横182o×縦182o

「みちくさ」 永原 郁郎 ながはら いくお

イメージ:「みちくさ」 永原 郁郎
妻が他界して数日たってから、数多くの作品すなわち、短文・詩・書・絵画・手芸品等の遺品がみつかりました。これらを死蔵してしまうのは少々惜しく一人でも多くの方に見てもらえればと思い、作品を冊子にまとめて一周忌に親戚や友人の方々にお贈りしました。
これらの作品は本務(事務職)以外の余暇の時間を活用し作成されたため、この冊子を「みちくさ」と名付けました。
最近、我が人生を振りかえって自分史を作る方がおいでになります。
これにはある程度の文才が必要かもしれませんが、文章はどうもと言われる方でも、皆様がお持ちのいろいろな趣味(盆栽・釣り・スポーツ・芸能等)の成果や記録を写真に納め、あるいは資料(プログラム・新聞の切り抜き等)を保管しておき、高齢になりその趣味を続ける気力もなくなったら、これらの写真や資料を整理し標題を付け冊子にまとめられたらいかがでしょうか。掲載の順序や装丁など時間をかけて編集し、その過程で若かった時と年齢を重ねた時の作品の違い等から自分の来し方を振り返ることができます。
すなわちこの冊子から年輪がわかり、これが自分史となります。
そうして親戚友人や年賀状をお送りしている方々へお届けしてはいかがでしょうか。

付記
作品毎に作成年齢または作成年を記載しておき自分の生まれた年を0歳として早見年齢表を冊子の余白に記載しておけばよいと思います。
昭和(平成)○年は すぐ○才とわかります。

金沢市 永原 郁郎様
体裁 ソフトカバー 88ページ
寸法 横210o×縦297o

「鏡花利生記 泉鏡花と関東大震災」 出ア 哲弥 でさき てつや

イメージ:「鏡花利生記 泉鏡花と関東大震災」 出ア 哲弥 でさき てつや
幻想、耽美、怪異のくくりで語られることの多い作家泉鏡花は、関東大震災を体験して大きく変化しました。同時代の作家・文学とのかかわりにも触れながら、泉鏡花の変化をたどる三十一篇のエッセイです。東日本大震災から丸2年となる3月11日に発刊しました。
金沢市内のうつのみや書店(本店・百番街店)で販売しています。
体裁 ソフトカバー 136ページ
寸法 横105o×縦148o

作者インタビュー

「追憶」 酒井 俊治 さかい としはる

イメージ:「追憶」 酒井 俊治 さかい としはる
齢を重ね、記憶の薄れぬうちに若き日の思い出を形に残し、長年の友らと共有したい、との思いから出版に。下手な文章も本にすると立派に見えるから不思議です。
「追憶」は人生の節目。節目で心に残る思い出、とくに一番輝いた青春時代を中心に虚構を混じえた私小説です。今ではあまり見られぬ自然豊かな農村の原風景や楽しかった学生時代の帰らぬ夢、さらに青春の甘酸っぱくもほろ苦い想いなどを綴ったものです。

富山市 酒井 俊治様
体裁 四/六 ソフトカバー 100ページ
寸法 横128o×縦188o

「抑留のおもいで」 永井 正三 ながい しょうぞう

イメージ:「抑留のおもいで」 永井 正三 ながい しょうぞう
偶然、亡くなった主人の書き残した原稿が見つかりました。
亡き夫を偲んで十三回忌を迎えた折、子供たちやご縁のある方々に、忘れては欲しくない戦争、そして抑留の苛酷さを語り継ぐために本の形にさせて頂きました。このような形にできて、主人も喜んでくれていると思います。

金沢市 永井 澄子様
体裁 ソフトカバー 58ページ
寸法 横148o×縦210o

「5にんのさる」 永井 祐城 ながい ゆうき

イメージ:「5にんのさる」 永井 祐城 ながい ゆうき
5人のさるたちは自分のしっぽをちぎって色々なものを創り出します。
「だれかのために」自分をちぎれる、そんな人間でありたい。
「大切な人のために」「大好きな人のために」そんな気持ちでいつもいられたら、とっても幸せですよね。この絵本を読んでくれた人達がずっとずっと幸せでありますように。
体裁 ハードカバー 32ページ
寸法 横215o×縦264o
作者インタビュー

「辰巳明子 画集 〜縄文・黎明と共に〜」 辰巳 明子 たつみ あきこ

イメージ:「辰巳明子 画集 〜縄文・黎明と共に〜」 辰巳 明子 たつみ あきこ
縄文土器・土偶をモチーフに落ち着いた色彩で描いた品格ある絵画集。平成13年に出版した画集から7年を経て、作品も増え、また、よき理解者であったご主人のご逝去もあって、想いを添えた追補出版となりました。
体裁 ハードカバー 60ページ
寸法 横215o×縦225o
作者インタビュー

「アルツハイマー病 命の軌跡 〜妻の介護記録より〜」 中山 隆昇 なかやま りゅうしょう

イメージ:「アルツハイマー病 命の軌跡 〜妻の介護記録より〜」 中山 隆昇 なかやま りゅうしょう
「妻と家族との介護記録を残しておきたい」と思い、一冊のノートに書き始めたのは、 平成13年11月のことでした。この記録を一冊の本にして、アルツハイマー病のご家族とともに生きる皆様に贈ります。
体裁 四/六 ソフトカバー 184ページ
寸法 横128o×縦188o
作者インタビュー